La familia ケアブリーチへのこだわり

そもそもブリーチとは?

ブリーチカラーという薬剤施術は2つのを混ぜます。
1剤…パウダーやクリーム形状のブリーチ剤。
2剤…過酸化水素水。
混ぜ合わせる事で化学反応を起こし、
脱色作用(髪の毛の中のメラニン色素を分解)、脱染作用(髪の毛の中のカラー染料を分解)を髪の毛に施します。
その際、急激にラジカル(活性酸素)を発生します。
メラニン色素だけではなく髪のタンパク質も壊してしまいます。
この急激な反応とラジカルの発生量がダメージに繋がります。

ケアブリーチとは?
ケアブリーチは、
海洋ミネラルと生体材料である架橋ケラチン(ハイドロゲル)を組み合わせることによって、
ラジカル(活性酸素)の急激な発生の軽減、髪のタンパク質以外の部分に反応させる事が可能になりました。
通常のブリーチでは今までどうしようもなかった必要以上のタンパク質の分解を、
抑える事が出来るようになったのです。
それによって、ダメージ・刺激・匂いを、約95%も軽減する事ができます。


【通常のブリーチのメリットとデメリット】
〈メリット〉
髪の内部の色素を分解する事により、しっかり明るくします。
一度のブリーチで大体の髪質の人が15レベル以上まで明るくなります。
この明るさはカラー剤(通常のファッションカラー)だけでは到達しない明るさです。
そして、明るくなるまでの反応時間が早く、15分程で一気に明るくします。

〈デメリット〉
明るくする際にタンパク質も分解する事になり、ハイダメージに繋がります。

【ケアブリーチのメリットとデメリット】
〈メリット 〉
たんぱく質の分解をケアブリーチが抑えてくれるので、ダメージをほとんど感じられません
1回でのダメージが少ないので、 希望の明度をデザインする為に2回3回とケアブリーチを続けても
ダメージレベルは低いままより明るく出来ます。

〈デメリット〉
ゆっくり明るくなっていくので希望の明るさにするのに時間がかかります。
(約30分)髪質にもよりますが、一度のブリーチで14レベル前後までしか明るくなりません。


【地毛をブリーチで明るくする事のメリット】
日本人の地毛は赤みが強く、カラーで明るくしても赤みは残ります。
そこで、ブリーチをする事で地毛を赤みの無いイエローベース(13レベル以上)まで明るくします。
明るい状態の髪の毛にカラーをする事で、暗くても透明感のあるカラーデザインが出来るようになります。
外国人のような赤みの無いグレイカラー、
彩度の高いカラー、
白髪が目立ちづらいハイトーンカラーなど
バリエーションが無限に広がります。

【地毛をブリーチで明るくする事のデメリット】
髪の毛のベースの状態が明るくなる為、色の抜けが早く、 一ヶ月も経たないうちに明るくなってしまいます。
明るい状態が嫌な方は、定期的にカラーリングで色をのせる必要が出てきます。
ただし、ベースが明るい状態にある為、より明るいカラーを希望されない限り、 毎回ブリーチを行う必要はありません


【ケアブリーチで施術をしていて思う事】
長年、美容師をやっていてブリーチをしたカラーは素直に綺麗だなと感じます。

それでも、ブリーチをした後に髪がトロトロになって乾かすたびに
切れ毛がドライヤーで舞う状態が耐えられず、お客様に心から勧める事が出来ませんでした。

しかし、ケアブリーチの登場で髪がトロトロになるなんて事は無くなり
(ただし、既にトロトロの人はトロトロのままですが…)
健康な状態でカラーが出来る事が本当に凄い事だなと思います。

色が抜けやすくなる事で、
カラーを定期的にやらなければいけなくなるという、
時間とお金がかかってしまうというデメリットはあるものの、
髪がダメージの少ない状態でこんなにも幅広いカラーが出来るようになったという事を、
沢山の方に認知してもらえたら嬉しいです。

髪を明るくしたいと思った時に、
多くの人にケアブリーチを選択肢に入れてもらえる様に、
これからも頑張ります!

傷ませずにブリーチが出来る事を多くの方に知って頂き、
ダメージヘアーを一人でも減らし、 幅広いカラーを皆さんに楽しんで戴く事が出来れば嬉しいです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
もし良ければ、お友達にケアブリーチの存在をお話しして頂けると嬉しいです。
その噂が、いつかの誰かのダメージヘアーを減らせるかもです!
ご協力お願い致します!!!